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9000形



2004年12月16日 和泉多摩川で撮影

9000形は、地下鉄千代田線に乗り入れるように設計された車両で、1972年に登場しました。それまでの5000形とは大幅にモデルチェンジされ、その前面などから「ガイコツ」のニックネームが付けられました。1973年にローレル賞を小田急で初めて受賞しています。小田急線では初めて界磁チョッパ制御方式・冷房装置を採用しました。1978年の乗り入れ開始までに90両が製造され、1000形に直通運用が交代されるまで、地下鉄千代田線直通運転を中心に活躍してきました。
1988年から修繕工事が開始され、1995年までに完了しました。更に、2000年から一部編成が8両固定編成化されました。この工事では、中間車化された先頭車は完全に改造されず、運転台・前面ライトの撤去に止まっています。また、この改造車は貫通できません。2002年からはシングルアームパンタグラフ化も行われ、現在は全車取り替えられています。千代田線乗り入れ運用を退いた現在は本線の全ての種別に充当されていますが、2005年春に遂に廃車が発生しました。今後も3000形に置換えられていくものと思われます。

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